2026年収録分の全体像

日本銀行金融研究所は、2026年に収録した英語版ディスカッション・ペーパー・シリーズ(E-Series)の一覧を公表した。番号は2026-E-1から2026-E-13までで、主なジャンルは経済が大半を占め、ファイナンスや情報技術も含まれる。公表日は2026年2月12日から2026年10月9日までの範囲に及ぶ。 [1]

経済・金融政策に関する論文

経済分野では、長期にわたる低金利からの出口と金融政策への示唆、潜在金利モデルの再検証、名目金利の実体経済への影響、中央銀行の独立性への挑戦などが扱われている。金融政策の新たな視野をテーマとした2026年国際コンファランスの模様をまとめた論文も含まれる。ファイナンス分野では、銀行企業間の地理的距離と貸出金利、本邦国債市場の流動性の決定要因が取り上げられている。 [1]

その他の分野と留意事項

情報技術分野では光量子コンピューティングの現状と展望が扱われ、経済分野では電化が品質と生産性に与えた影響、機械学習による景気後退予測、コンピュータ化が教育構成に与える影響、インターバンク市場の貸出金利の分散、雇用保護と労働市場の流動性なども含まれる。金融研究所は、論文の内容や意見は執筆者個人に属し、日本銀行あるいは金融研究所の公式見解を示すものではないとしている。 [1]