東証が東京都のユーロ債上場を承認

東京証券取引所は2026年10月16日、TOKYO PRO-BOND Marketにおいて東京都から総額4億ユーロの債券(5年債:利率3.750%)の上場申請を受け、本日これを承認したと公表した。 [1]

東京都は2015年5月11日に債券を発行するためのプログラム情報を上場している。当債券は2026年10月22日に払込が完了し、同月23日に上場する予定とされている。発行条件の詳細はTOKYO PRO-BOND Marketのウェブサイトに掲載されている情報を参照する形となる。 [1]

TOKYO PRO-BOND Marketの位置づけ

TOKYO PRO-BOND Marketは、2008年の金融商品取引法改正で導入されたプロ向け市場制度に基づき、2011年5月に新設されたプロ投資家向け債券市場である。海外市場で一般的な社債発行形態であるプログラム上場や英文のみでの情報開示を導入している。 [1]

プログラム上場とは、資金調達を予定している発行体が起債可能枠や基礎的な情報、財務情報をプログラム情報として事前に登録し、その後、起債予定額の範囲内で随時債券を発行できる仕組みである。開示書類の簡素化による起債手続きの効率化や、格付けの取得および取引所が定める主幹事証券会社の確保という簡易な形式要件で上場適格性要件を充足させるなど、自由度の高い制度を採用している。 [1]